サプライズは、はたして必要か?

ここ最近よく使う言葉に、サプライズという言葉があります。
このフレーズは一見プラスのイメージがあり良い印象ですが、人によってはマイナスになり得る場合もあるということをご存知でしょうか。

サプライズがマイナスになる?

それでは、何がマイナスなのでしょうか。
サプライズ(surprise)とは、「驚き。不意打ち」という意味を持ちます。
日本では、他人を驚かせた後、その人を喜ばせる計画を示す言葉として使われることが多くあります。
例えば、誕生日やプロポーズなど、お祝い事にまつわる行事でサプライズ的演出を行うことがあります。
驚きというよりも、驚かせるといった意味で用いられる場合がほとんどです。
ただ残念ながら、それは一見計画的でもありますが、相手にしてみると全く人の気持ちを無視した行為と言えるかもしれません。

サプライズが苦手な人

サプライズを好む人や嬉しい人は多くいますが、その反対に苦手と感じる人も中にはいます。
サプライズが苦手な人、それは一体どんな人でしょうか?
例えば、突発的な(予測できない)出来事を好まない人、自分のペースを乱されるのを嫌う人が、サプライズを好まない人かもしれません。

「サプライズ演出」をする場合は、お互いに近い感情を持っていることが大切です。
相手の心が離れかけているのを取り戻す為にサプライズを起こしたり、まだ相手の気持ちが分らないうちのサプライズは、却って一人芝居になってしまったり、相手を不愉快にさせてしまいます。

よく相手の気持ちを考えてから、そして時と場合をよく考えて起すことが「サプライズ演出」の肝です。
喜ばせたいと考えるときには、その後の展開もよく予測して、楽しい時間になるような演出を心掛けてくださいね。