デートクラブや個人のアプリでパパ活をされている男女の方々に、実際の体験談をお聞きすると想像よりも違ったというお声を聞くことがあります。
いったいどんなことがあって「想像と違った」ということになるのでしょうか?
皆さんのお話を詳しく聞いていくと、それぞれ期待値の持ち方に違いがあるようです。
せっかく貴重なお時間を使ってデートをするのに、後味が悪い思いをするのはイヤですよね。
今回はパパ活をするにあたって、必要な心構えをご紹介していきます。
パパ活は恋愛相談所やマッチングアプリとは違う
たまにパパ活をする男女の中で行き違いが起こるのですが、その要因の一つは、どちらかが「恋愛」を相手に求めてしまうパターンです。
これは主に男性側に多い傾向にあります。出会った女性が素敵で、本気で交際をしたいと申し込んだ時に、女性が希望するお付き合いの内容とかみ合わず、男性が「なぜ?」「なんで?」と追い詰めてしまうことがあるのです。
その結果、女性が疲れて付き合いきれなくなり終わってしまう。このパターンは何度も聞きます。
そもそもパパ活とはなんでしょうか?何かしら目標のためにサポートがほしいと望む女性と、夢に向かって頑張る女性を応援したいという男性の利害関係が一致して、成り立つモノだとも思います。
そこに恋愛的な感情は存在しないのです。相性が合う二人だと疑似恋愛的なモノになることはあるでしょう。
ですが、パパ活をする男性は既婚者であることが多いです。既婚者との恋愛は不倫として法的に罰せられます。
こういった視点からもパパ活は恋愛というカテゴリに置くのではなく、あくまで男性側が足長おじさんになったつもりで、夢を追う女性や目標に向かって努力する女性を応援し育てる側にいることが重要になってきます。
そして、その立場を貫いた上で女性が男性へ惹かれて恋愛感情を持ったときに、さらなる関係の発展がある世界だと思います。ただ、この場合でも男性側が女性に恋愛感情を持っていなければ成立しないのです。
とても曖昧なラインではありますが、パパ活では特に「最初から恋愛的な出会いになることがない」と念頭に置いて利用するのが良いでしょう。
それでも口説き落としたい相手が居るのであれば、時間を掛けて信頼関係を作ることからお勧めします。
相手がなんでも自分の言うことを聞いてくれる存在と思わないこと
パパ活とはいえ相手は人間です。仕事で来ているわけではない相手に初めから自分の要望を叶えてもらおうとするのは無理な話です。
そもそも人との付き合いは自分の希望を聞いてもうためにするのではないですよね。
一緒に居て楽しい時間を過ごせる、知らない世界を知るきっかけになる、自分にない価値観と触れあうことにより新しい自分と出会える、など、そういった「前向き」な動機を入会時に聞くことが多いです。
ですが、男女共にだんだん活動に慣れていくと最初の頃の純粋な好奇心を忘れて、
「もっと相手に言うことを聞いてほしい」「自分の思い通り動いてくれる人が欲しい」と出会い自体を楽しむ心を忘れて歪んだ気持ちが増長してしまう傾向にあります。
歪むきっかけも何かあったのかもしれません。けれども、出会う相手は「初めて」者同士なのです。
デートクラブじゃなくても初めて会う相手に貴方は最初から自分の要望を聞いてほしいと強く言えますか?言えませんよね。
とくに男性側は「与える側だから見返りが欲しい」という気持ちがあるのも分かります。女性側は若さを男性に提供していると思い込んでしまい、それに対する「見返り」を求めます。
けれども、見返りばかりを求めてしまうと、それが埋まらなかったときに虚しさが大きく広がると思います。
その大きくなった虚しさを埋めるために、次の出会いで鬱々とした気持ちを発散しようとする。これは最悪の循環です。
人との出会いはフラットな気持ちの時に「良い関係」を育めることが多いような気がします。
自分が偏った気持ちの状態で吐き出す言葉には何かしら毒が入っており、それは相手に届くどころか嫌煙されてしまいます。
まず、パパ活といえ初めて会う人で相手は感情を持った人間ということを、もう一度念頭に置いてください。
そして、人として出会いを楽しんで過ごした後に、今後のお付き合いをどうするかという前向きに話が進者だと思うのです。
「何かをしてあげたから相手が言うことを聞く」これって本当に心から望んでいる関係なのでしょうか。
どうせ出会うなら、楽しくてたまらない、刺激を常に受けて成長できる、そんな人間的成長を味わえる関係を築く方が後悔しないように思います。
いかがでしたでしょうか。
こういったグレーな世界での出会いとはいえ「人間同士の関わり合い」という気持ちは忘れずに、前向きに楽しむ姿勢を常に持っていたいものです。