生きているものであれば、必ず若さを失っていくものです。
そして、実際に自分が若いうちには若さへの執着がなく、そのときの貴重さには気づけないものでもあります。
実際に大人になって思い返したときに初めて、若さとはまぶしく魅力的なものでもあったと思えるのです。
そして、歳を重ねてからの恋は、若いときのものとは違い、大事にしまっておくことも大人の特権でもあります。
大人になると周囲に言えない「秘密の関係」というのもあるくらいですからね。
たとえそれが周りに祝福されない恋であったとしても、大事に抱え込んでいて絵になることは経験を重ね続けた大人だからこそ。
それが美しい恋の在り方のひとつだと理解しているあなただから、秘密の恋がより一層輝きを増すのです。
そして、そんなあなたに惹かれる女性もきっと現れます。
自分も相手も焼き尽くしてはならない大人の恋
恋はいつでもときめくものです。
しかし、あなたが十分すぎるほど恋もした大人で、さらに相手が年若い上に年齢が離れていたら、勝手が異なります。
同じ年代で、お互いに年若いなら、それを実感として思うことはないでしょう。
大人になればなるほど、年若い相手との恋は若い頃とは異なるものだとわかってくるものです。
いったい何が異なるのか、それは時間です。
生きるというよりも、体感する時間の長さが異なるのです。
それが若さの差だと言えます。
また、立場も異なり、恋に向ける熱量の質が違ってくるのです。
同じ熱量で恋をしても、その質が違うことを大人は踏まえておくべきでもあります。
自分が破滅してもいいと思えるなら、自分にとっては幸福ですが、年若い相手には呪縛になってしまいます。
若さは残酷さなどと考えるべきではありません。
むしろ若いからこそ、低温ヤケドのように永久に蝕まれてしまいます。それは大人のすべきことではないのです。
最後の恋はあなただけのもの
パパ活で出会った年が離れた若い女性との恋が、最後の恋になることもありえます。
その恋はお互いに素晴らしいものであるべきです。
ならば大事に抱え込み、ときおり思い出して幸福になる、そういう恋なら幸福でいられます。相手の女性にもそういう恋であってほしいと願うほうが美しいものになるのです。
残念ながら、泥沼に陥るような恋を共にするには時間が足りません。
その恋を美しいものにするには、相手には経験が、そして大人の男には時間が足りないのです。
酸いも甘いも噛み分けた完成形の大人の男こそ、恋の作法に準ずるべきなのです。
つまり、若い彼女はいつかまた恋をするかもしれません。
若さとはそういうものだと、人生で最後の恋をするあなたが自分自身に教えてあげることです。
好きになった女性を見守れる余裕がある男こそ、若い女性と恋する資格があると心得ましょう。
まとめ
重めなお話をしてきましたが、相手と深く関わる恋愛だからこそ、自分も相手も傷つくような軽はずみな行動はやめましょう、ということをお伝えしたかったのです。
パパ活であれば、深い恋愛関係というよりは「割り切った大人な関係」ということになりますので、お互いに楽しい時間を過ごすことができるはず。
人生はメリハリとバランスが大切です。
今回お話しした「最後の恋」という枠にはめることもありませんので、感情のままに自由に行動してみるのも良いでしょう。