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交際クラブやパパ活で知り合い継続的に会っている男女は、お互いに好意を持っていると思います。
なぜなら人は大なり小なり好意がないと長時間一緒にいることは苦痛だからです。好意を持っていないと、人はなぜ苦痛に感じるのか。
それは相手に興味を持っているかいないかがポイントなのではないでしょうか。興味を持っていると自然と相手の言っていることや、することに質問が浮かびます。聞かれた相手も、自分のことに対する質問なら答えやすいですし、何より好きな相手に興味を持ってもらえるというのは、とても嬉しいことです。
ですが、興味のない相手、いわゆる無関心な相手といると誰しも会話は自然と少なくなります。あったとしてもたいした盛り上がることもなく、すぐに終了する傾向にあります。
なぜかというと「別に知りたくないから」この心情につきます。
まれに気遣い上手な人が相手を上手に盛り上げて会話が続くことはあるかもしれませんが、やはり好意がある相手との会話と比べると、どこか味気ないものになりがちです。
そう考えると、好きな者同士はお互いに興味や関心がしっかりある状態なので、たいしたことのないくだらない話題すらも笑って話せてしまうものなのでしょう。
「あの人が言ったらつまらないことが、この人から聞くと新鮮に感じれて楽しい」と思えるのは「興味と関心」のスパイスがうまく作用しているからですね。

さて、この作用ですが、実は永遠に続くものではありません。効力は最初が一番強く、徐々に収まる傾向にあります。
よく耳にするのは付き合いだして、しばらくしたら相手の相槌が雑になった。
デートの内容がマンネリ。
会話が単調で笑いが少ない、という不満ともいえる感情です。
これらには相手に対する「関心や興味が薄れている」ことが該当します。
普通のカップルに起こる現象が交際クラブの二人に起こってしまったら、お付き合いが続くかどうかの話になってしまいます。
なぜなら条件付きの付き合いの方が多い世界だからです。相手に対する興味や関心がなくなってしまったら次に行けばいいという考え方にどうしてもなりやすいのです。
両人が同時にそういう気持ちになれば良いでしょうが、それが片方だけに起こってしまったら悲劇の始まりです。
相手にはまだ「好き」という気持ちが残っていることが多いので、相手の興味や関心を常に新鮮に維持できるようにすることが大切になるんですね。相手が貴方と居て刺激を受けている、いつも発見がある状態というのは「興味や関心」が持続しやすい傾向にあります。
そうするために、貴方は自分のことも常にいい状態を保ちながら相手がどんなことをしたら楽しいのか、または二人で新しいことにチャレンジしていくのか、何が心を一番動かすのか、いろいろなことを試して観察してみましょう。
良質な思い出は宝物になります。積もった宝物は他の誰とも共有できない大切なものです。そういったものを共有している関係はちょっとのことでは壊れない強固な絆が築かれやすいです。出会いはどうであれ、人同士の出会いなのですから素敵なものにしたいですよね。
興味と感心のスパイスをうまく使っていきましょう。

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